SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS

09
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
--
>>
<<
--

FP気まぐれブログ

ファイナンシャルプランナー”ライフパートナーオフィス”のブログです。
<< 第二回 『お金講座』 開催決定! | main | 子どもに教えたいお金の管理 >>
あてにできるか?子ども手当て
0
    平成22年4月より開始された『子ども手当て制度』。6月中には第一回目の子ども手当てとして4月分+5月分を受取ったことでしょう。来月には第二回目分として4か月分の支払いが予定されています。

    素朴な疑問として「なぜ? 2か月分+4か月分+4か月分+2か月分と変則的なんだろう?」、「その後はどうなるの?」という疑問が沸き起こります。

    鳴り物入りで成立した
    「平成22年度における子ども手当の支給に関する法律」(平成22年4月1日施行)

    第七条(支給及び支払)4項「子ども手当は、平成22年6月及び10月並びに平成23年2月にそれぞれの前月までの分を、同年6月に同年3月分及び3月分を、それぞれ支払う。(以下省略)」
    となっており、平成23年4月以降分の子ども手当てに関しての支払いに関する条文の記載はありません。

    平成23年度以降については、附則の第二条2項で「政府は、平成23年度以降の子育て支援に係る全般的な施策の拡充について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとする」となっているに過ぎません。

    政権奪取前の民主党マニフェスト2009では、
    「中学卒業までの子ども1人当たり年31 万2000 円( 月額2 万6000 円)の「子ども手当」を創設する(平成22 年度は半額)」(※原文のまま引用)
    と明記され政権交代に至りました。

    ところが、政権獲得後に実施された今年の参議院選挙前に発表した民主党マニフェスト2010では、
    「財源を確保しつつ、すでに支給している『子ども手当』を1万3000円から上積みします。上積み分については、地域の実情に応じて、現物サービスにも代えられるようにします。現物サービスとして、保育所定員増・保育料軽減、子どもの医療費の負担軽減、給食の無料化、ワクチン接種の公費助成などを検討します。」(※原文のまま引用)
    と折からの財源不足で23年以降の子ども手当ての金額に係わる雲行きは怪しくなってきました。

    このマニフェスト2010を素直に読めば、「多少の方針変更はあるとして13,000円は約束されている」と信じるのが一般的な解釈であると思います。

    今回の子ども手当てという現金支給は、少子化対策と子育て支援策という両面から「継続的なものである」と打ち出したばかりに誤解を生みやすくなっています。

    平成23年以降の子ども手当ては、このブログを書いている平成22年9月現在では、政権与党である民主党の政策提示(カラ手形?)に過ぎず、法律に基づいた決定事項でも何でもありません。

    もちろん政策実現のために「努力する」とは思いつつ、くどいようですが、現時点では決定事項でない事を認識する必要があります。そうでないと「満額の26,000円/月は難しそうだけど13,000円/月は継続されるだろう」と信じる人々にとっては、突然はしごを外されてしまう事態に陥り兼ねません。

    まして、一度でも受取ってしまえば、それは既得権化するのも世の常です。残念ながら、23年以降の子ども手当ての支給に関しては「現時点では何も決まっていない」というのが適切な解釈になります。

    後半戦を迎えた民主党代表選挙の最中、候補者の政策も対立しているようです。
    代表選挙の行方次第では、方針転換の可能性は否定できず、今後の動向を新聞やニュースで気にする必要があります。

    なお、子ども手当て法と共に注目を集めた公立高校無償化、私立高等学校等就学支援金に関しては、条文を読む限りにおいて子ども手当てのように期限は設けられておらず、法律を廃止又は改正しない限りは、恒久的な措置になっていますので子ども手当ての法律とは対照的です。
    「公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律:平成22年4月4日施行」

    天から降ってくる不確実なお金を当てにすることなく、各家庭の状況に合わせて“子育てのゴール”を見据えながら教育費のピークに備えるのが合理的な考え方といえます。

    子ども手当てを当てせずとも、そのゴールをきるために必要なお金を準備するのが親の努めですよね!

    わが子のための“お金”講座」の募集を開始しました。興味のある方は、参加されてはいかがでしょう。
    | 独り言 | 18:32 | comments(0) | - | - | - |